今から26年前の1985年に、新宿で産声を上げたのがニュースレター『隔週刊リフォーム&インテリア』です。住宅産業といえば、新築住宅が中心で、当時はリフォームという言葉が未だ一般的でなかった時代でした。その中になって、増改築や営繕といわれた事業の重要性を住宅産業の中で絶えず訴えてきました。
そのような時代に合わせ、弊社では紙媒体のリフォーム&インテリア、電子版『住☆リフォームねっと』を通じて、200年の長期にわたる住宅の資産としての価値を持続させる長寿命化リフォームを、国民的な運動に高めるためのキャンペーンを開始しました。
1998年 6月 業界初のWebサイト『住☆リフォーム・ねっと』開設
2001年 R&I 読者を中心に業界団体良質リフォームの会を結成
近年、200年住宅からはじまり長寿命、長期優良住宅への関心が高まっています。それは、2008年にスタートした長期優良住宅先導的モデル事業、翌2009年の長期優良住宅普及促進法の施行などの国の後押しもあります。この背景には、住宅ストックが5700万戸を超え、そのうち13%の約700万戸も空き家があるとされ、日本の住宅は実際に余っているのです。それで新築住宅が年間に120万戸から140万戸も建てられた時代から、近年では70万戸から80万戸台へと大幅に減少しています。まさに「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」住宅、つまり築30年で取り壊される住宅ではなく、欧米並みに70年や80年もの耐久性のある住宅つくりの時代。言い換えれば、建替え・新築ではなく大規模改修・増改築から小修繕・メンテナンスを中心としたリフォームの時代に進化したのです。
リフォーム&インテリア電子版
住☆リフォーム・ねっと"では、リフォームアナリストの視点から業界の根本問題を抉り、その解決策を民・産・官から中立の立場で報道・提言します。
戦後の住宅無策のつけで、一般庶民が一生をかけて建てた家が、築20数年でゼロ査定、あるいは粗大ゴミ以上の邪魔物扱いされています。日本の住宅を価値ある資産にする手段の一つがリフォームです。
国のバックアップする住生活産業の柱として、これからもっとも期待されていい業界である。そのためには長期的に専門的な立場から民・産・官に提言するリフォームの分析家であり評論家でもある "リフォームアナリスト"の登場とその果たすべき役割は大きい。リフォームアナリストの役割を本紙は担いたい。








